2013/05/28

飄々と仕事をこなすモチベーション0.0


「仕事ができる人は~」なんてタイトルの本、読みたくないなと思ったのですが、たまたま聞いた荻上チキさんのラジオに著者が出ていて知りました。
「どうしたらモチベーションは上がるか」という本はよくあるけど、「成果を出す人はモチベーションを気にしない」という見方が面白いなと思いました。


仕事ができる人はなぜモチベーションにこだわらないのか (幻冬舎新書)

仕事のことで悩む人たちは、「本当にやりたい仕事」「自己実現」といった怪しいキーワードに惑わされる人が多い。聞き心地の良い職種や肩書き、環境を求めては転々とする。

はたまた、本当にやりたいことなら夜も寝ないでやれるはず、、、なんていう内発的動機を求める。

目の前の敵は、こういう状況ではないのか。
「やらなきゃなあぁぁ、、でも、なんか面倒いしな、とりあえずコーヒー入れて。あ、そうだ飲み会の返事まだしてなかったな、あれ、新しいメッセージだ。そういえば今日の夜サッカーの試合が、、」

怠けるつもりはない。できれば早く仕事を始めて早く終わって、早く飲みに行きたい。しかし、どうにもこうにも対象のファイルをダブルクリックする気配もなければ、クリアファイルの上の本をどけようともしていない。むしろ、コーヒーや音楽や新しいニュースといった、興味の対象物を増やす方向に向かってしまう。

そして今日もモチベーションが上がらない、、、、きっとサクサクこなして成果が上がる人はモチベーションがいつも高いのだろう。華やかな職業についたりして。「子供のころからやりたかったことなんですよ」「とりあえず会社辞めて海外行こうってその日のうちに辞表出して、、」みたいな成功体験を語る。体の前で20cmくらいの物体を両手で掴むようなポーズの写真でインタビュー記事に載ってりして。。とりあえずこの本は、そういう成功した人だからなんとでも言える系の本ではない。

むしろ、仕事ではそんな高い内発的動機がアテにならないくらい、地道で着々とやる作業が多いんだよ、と著者は言う。よく分かってらっしゃる。そして、モチベーション問題から自由になれば、より仕事の質と量を高められるはずだと。

では、どのように、どんな姿勢で仕事に取り組めば良いのか。それに関する解説があります。モチベーション2.0からモチベーション0.0へ!

新書なのであっという間ですが、それでも読むならいきなり5章から読むのがお勧めです。ハッキリ言って4章までは現代社会のことを書いているだけで退屈ですので。

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