2012/08/21
開幕戦のユナイテッド 香川、ルーニー、ファンペルシーの連携は?
いよいよプレミアリーグが開幕。
エヴァートンvsマンチェスター・ユナイテッド
香川真司が加入して期待のユナイテッドはいまいちの出来。足元へのパスの連続で徐々にサイドに押しやられてしまい、攻撃の打開策は見いだせなかった。香川はいつも相手DFを背負っていてポジショニングが悪いなと思っていたが、むしろ背負ってボールをもらうことで、トラップで抜いたりスペースを広げて味方にパスを出す展開を狙っていたように見えた。
一緒にプレーした時間は短かったが、ファンペルシーとの連携は良さそうに見えた。ファン・ペルシーが入ってからのルーニーはサイドにポジションを取り、しっかり守備の時も戻って働き者っぷりを見せていた。
結局引いた相手を攻め崩せなかったユナイテッドだが、相手の守備陣形を広げてスペースを作れるかが今後の課題。それよりも有効なのはカウンターの練習だと思うけどやらなそう。応援したいのに、見ていて飽きあきするユナイテッドの開幕戦でした。
SkySportsの採点はデ・ヘア8、ヴィディッチ7、香川7。DiryMailも同じくデ・ヘア8、ヴィディッチ7、香川7。
マンチェスター・シティvsサウサンプトン
サウサンプトンは、昨年の優勝チームを相手に大熱戦を演じた。この熱い展開こそがプレミアだ!と叫びたくなるような試合。なんて好感の持てるチームなんだろう。こんないい雰囲気のチームでプレーする李忠成も早く見てみたい。パスも繋げる、モチベーションも高い、昇格組では残留候補NO.1ではないだろうか。前半早々にアグエロが膝を負傷したのが残念。
アーセナルvsサンダーランド
ファン・ペルシーよりもソングがいなくなるのが寂しいが、サンティ・カソルラの加入は嬉しいニュース。さっそく非凡なパスセンスを見せていた。ポドルスキはまだ機能していない。サニャがいないしサイド攻撃が少なく、相変わらずパスは回れどゴールは決まらず。
ニューカッスルvsトッテナム
トッテナムは昨年のアデバヨール、ファンデルファールト、左右にレノン、ベイル、中央にモドリッチという最強布陣から3人がいなくなった。あのサッカーは好きだったのに。レドナップもいなくなった。今季から監督のアンドレ・ヴィラス・ボアスはチェルシーを率いていた時のビシっとしたタイトなスーツではなく、白いポロシャツみたいの。昨年は若くして成功してやるぞ感が満々だったのだが、今季は誰かの差金か、好感持てる出で立ちに。去年は周りに嫌われそうだったもんな。一方のアラン・パーデュー監督は退席処分になったが、無線機がうまく機能していなかった。結局伝言ゲーム作戦で指示を伝えたようだが、携帯電話にすれば済む話だと思う。今季のトッテナムの優勝はまずないと確信させられてしまう試合だった。
ウィガンvsチェルシー
アザールがラストパスでゴールシーンを演出!シンジ・カガワにもこういう結果を期待していたので羨ましい。今季のチェルシーは強そう。宮市亮はベンチ外。
最近は結果を知ってからでも試合を見る大人の余裕ができたので、今年は例年よりも沢山試合が見れそうだ。やっぱり、プレミアが一番いいんだよなぁ。とりあえず今週は5試合。